2019年6月27日(木)

GE、電力部門で1万2000人削減 火力発電低迷で
新CEO初の大規模リストラ

2017/12/8 0:23
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【ニューヨーク=稲井創一】米ゼネラル・エレクトリック(GE)は7日、火力発電向け機器など電力部門で全世界1万2000人を削減すると発表した。電力部門を巡っては、独シーメンスも6900人を削減する。再生可能エネルギーへのシフトなどで、火力発電所などに使われるガスタービンの需要が急減。世界の重電メーカーが生き残りに向けた対策に乗り出している。

8月にジョン・フラナリー氏がGEの最高経営責任者(CEO)に就任して初の大規模なリストラとなる。

GEによると、世界的に天然ガスや石炭を燃料とする火力発電所向け機器の需要が急減しているという。電力需要そのものが伸び悩んでいるのに加え、太陽光や風力など再生可能エネルギーのコストが下がっているためだ。GEが得意とするガスタービンは大幅な供給過剰に陥っていた。

GEは2018年末までに35億ドル(3900億円)のコスト削減を掲げるが、電力事業を医療機器と航空機エンジンに並ぶ今後の注力事業に位置付けている。いったん縮小して19年以降に再び成長路線に戻る戦略を描く。

日本勢でも三菱重工業日立製作所の火力発電システム事業を統合した三菱日立パワーシステムズが火力プラントの受注が進まず、業績が伸び悩んでいる。

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