2017年12月11日(月)

戦艦山城など旧日本軍の5隻発見 比南部の海中で

社会
2017/12/7 22:23
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 【マニラ=共同】米資産家のポール・アレン氏の調査チームは7日、フィリピン南部スリガオで記者会見し、スリガオ沖の海中で、太平洋戦争中の1944年10月に米軍に撃沈された戦艦山城や扶桑など旧日本軍のものとみられる5隻を発見したと発表した。「激戦と海流のため、船体は著しく損傷していた」と説明した。

調査チームがフェイスブックに公開した駆逐艦朝雲とみられる船=共同

 チームによると、山城と扶桑の船体はいずれも逆さまになっていた。ともにスクリューが残っているのが確認され、扶桑の艦橋部は船体から約60~70メートル離れた海底に沈んでいた。調査で得た情報は日本側に伝えるという。

 調査はスリガオ海峡の深さ約200~600メートルの海域で実施し、ほかに駆逐艦満潮、山雲、朝雲とみられる船体も見つかった。周辺海域には重巡洋艦最上も沈んでいるとみられるが、今回は発見に至らなかった。

 日本の国立公文書館アジア歴史資料センターや防衛関係者によると、山城と扶桑は姉妹艦でいずれも全長約200メートル、幅約30メートル。満潮などとスリガオ海峡からレイテ湾に入ろうとしたが、米軍の攻撃により沈没した。

 アレン氏は米マイクロソフトの共同創業者で、2015年にはフィリピン沖で戦艦武蔵とみられる船体も発見した。〔共同〕

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