2017年12月15日(金)

東京外大、入試英語に「話す」導入 新学部の前期

社会
2017/12/7 21:31
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 東京外国語大は7日、2019年度に開設予定の新学部「国際日本学部」(仮称)の入試で英語を話す力を測ると発表した。そのための試験を英国の国際文化交流機関「ブリティッシュ・カウンシル」(東京・新宿)と共同開発する。同大学によると、国立大の一般入試で英語を話す試験を課すのは初めて。

 国際日本学部は英語と日本語で国際的な視点から日本を学ぶ。話す力を測るのは前期試験で、入学定員75人のうち35人を募集する。新たな試験は運用上の課題を検証し20年度以降、全学部に広げることを検討する。他大学も利用できる仕組みづくりも視野に入れる。

 共同開発する新試験「BCT―S」は高校の学習指導要領に対応。教育機関向けに開発され、世界で年35万人が受験する「Aptis(アプティス)」の話す試験を土台につくる。アプティスはコンピューターが出す11の質問に約12分間で答え、録音を人が採点。成績は点数・段階の双方で表示できる。BCT―Sもこの方式を踏襲する。

 20年度に始まる大学入学共通テストの英語では4技能(聞く・読む・書く・話す)を測るため民間の資格・検定試験を利用する。ただ、成績は段階表示のみの見通し。東京外大は「合否判定に使うのは難しい」とみて、日本の受験生の話す力を細かく評価できる試験が必要と判断した。

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