2017年12月16日(土)

英賭け屋最大手に買収提案 同業が最大5900億円

サービス・食品
ヨーロッパ
2017/12/7 20:23
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 【ロンドン=篠崎健太】英ブックメーカー(賭け屋)大手のGVCホールディングスは7日、同最大手のラドブロークス・コーラル・グループに買収を提案したと発表した。取得総額は最大で39億ポンド(約5900億円)となる見込み。GVCはオンライン取引が主力で、店舗数で最大のラドブロークスとの統合により相乗効果をめざす。

 両社の発表によると、GVCはラドブロークス1株あたり現金32.7ポンドと、自社株0.141株を割り当てる。英当局は射幸心をあおる高額な賭けゲーム端末の規制強化を検討中で、その結果次第で1株あたり最大42.8ポンドを追加で支払う条件も盛り込んだ。

 スポーツから政治まで何でも賭けの対象にして楽しむ英国では、街中にブックメーカーの店舗があふれている。ただ最近はインターネット取引への移行が進み、路面型は苦戦。店舗数2位と3位の合併で2016年に誕生したラドブロークスも、ネット事業の強化を進めてきた。両社は統合で老舗のブランド力を生かしつつ、オンライン展開を加速する方針だ。

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