2017年12月11日(月)

「障害の影響限定的」元名大生控訴審で検察側鑑定医

中部
2017/12/7 21:15
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 知人女性殺害や同級生への劇物投与事件で殺人や殺人未遂などの罪に問われ、一審・名古屋地裁判決で無期懲役を言い渡された名古屋大の元女子学生(22)の控訴審公判が7日、名古屋高裁(高橋徹裁判長)で開かれた。検察側の嘱託で一審の公判前に精神鑑定をした舟橋龍秀医師が証人出廷し「精神障害は軽度で、犯行に与えた影響は限定的だった」と証言した。

 舟橋医師は鑑定で元女子学生には刑事責任能力があると判断し、一審でも同様の証言をした。

 この日の公判で、舟橋医師は元女子学生の精神障害の程度について「難関大学に合格し、入学後も問題なく日常生活を送り、軽度だった」と指摘。事件当時も「状況の変化に臨機応変に対応するなど、精神障害が犯行に与えた影響は限定的」と改めて述べた。

 今年3月の一審判決は、一連の事件に対する精神障害の影響を「一定程度受けつつも、範囲と程度は限定的だった」として元女子学生の刑事責任能力を認め、無期懲役を言い渡した。

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