2017年12月15日(金)

米戦略爆撃機が合同演習参加 朝鮮半島上空を飛行

北朝鮮
朝鮮半島
2017/12/6 17:49
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 【ソウル=山田健一】韓国軍合同参謀本部は6日、米軍のB1戦略爆撃機が、米韓空軍が実施中の合同軍事演習「ビジラント・エース」に参加したと発表した。同機は米領グアムの空軍基地から朝鮮半島に飛来。韓国北東部の江原道上空を韓国軍の戦闘機とともに飛行し、攻撃力を誇示しながら北朝鮮を威嚇した。

朝鮮半島上空を飛行する米軍の戦略爆撃機と韓国軍の戦闘機(6日)=韓国国防省提供

 韓国軍によると、B1戦略爆撃機は6日、米軍のステルス戦闘機F22など両空軍の10機超の戦闘機と編隊を組み、実弾を使わない形で爆撃訓練を実施。攻撃手順を確認し両軍の連携を強化した。韓国軍関係者は「北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対する米韓同盟の強力な反撃意思と能力を示した」と強調した。

 米韓両軍の合同演習は4~8日の日程で、戦闘機など航空機約230機が投入される見通し。期間内にB1戦略爆撃機が再び訓練に加わる可能性もある。精密な爆撃能力と大量の爆弾搭載能力を併せ持つ同機に対し、北朝鮮は神経をとがらせているとされる。

 B1戦略爆撃機の朝鮮半島飛来は約1カ月ぶりとみられ、直近ではトランプ米大統領のアジア歴訪を控えた11月2日に、韓国空軍や日本の自衛隊と共同訓練をしたことが明らかになっている。この時は、北朝鮮が朝鮮中央通信を通じ「われわれを狙った奇襲核攻撃訓練だ」と批判。論評の中で飛行ルートにわざわざ言及し、同機に対する強い警戒をうかがわせた。

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