2017年12月17日(日)

ドゥテルテ大統領、比共産党を「テロ組織」に認定

東南アジア
2017/12/5 21:36
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 【マニラ=遠藤淳】フィリピンのドゥテルテ大統領は5日、フィリピン共産党と傘下の武装組織、新人民軍(NPA)について「テロ組織だ」と認定する声明を出した。NPAは長年、政府軍と武装闘争を展開。ドゥテルテ氏は当初、和平交渉に取り組んだが打ち切っていた。テロ組織と位置付けて対決姿勢を強める。

 大統領府のロケ報道官が声明を発表した。共産党などに資金を拠出する人や組織も責任を問うと言明した。政府軍とNPAは4月、一時停戦にこぎ着けたが、その後も散発的に交戦が発生。ドゥテルテ氏の和平交渉打ち切りにつながった。

 フィリピンの共産勢力は1970年代以降、政府軍と激しく衝突。各地で外国人の誘拐やテロを繰り返し、数万人が犠牲になったとされる。ドゥテルテ氏は声明で、共産党の統一組織、民族民主戦線(NDF)には言及しなかった。

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