2019年5月26日(日)

大阪堂島商取、東商取と交渉打ち切り コメの売買システム提供で

2017/12/5 20:23
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大阪堂島商品取引所は5日、臨時理事会を開催し、コメ先物取引の売買システムの提供を巡り議論していた東京商品取引所との提携交渉を打ち切ると決議した。今後はコメ先物の売買システムで現行のものを維持するか、SBIグループからシステム提供を受けるかを軸に検討する。

堂島商取はコメ先物の取引形式で、特定の時間内で売買注文を均衡させる価格を決める「板寄せ」から、随時値決めして売買を成立させる「ザラバ」方式へ移行を検討していた。これに伴いザラバ方式のシステムを運営する東商取やSBIグループと交渉を進めていた。東商取との交渉を打ち切ったことで、現時点で残った選択肢は板寄せ形式を継続するか、SBIからシステム提供を受けるかになった。

当初、堂島商取は5日の臨時理事会で傘下に証券会社を擁し幅広い投資家を持つSBIからシステム提供を受ける方向で決議を模索していた。ただSBIとの提携に商品先物業界が強く反発したほか、理事の間でも議論がまとまらなかったため結論を持ち越した。

コメ先物は2019年までの期間限定の試験上場期間中。取引期限がない本上場には取引量の拡大が必要だが、市場振興を巡り混乱が長引けば、本上場移行にも影を落としそうだ。

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