2019年6月26日(水)

レーダーで突風探知 JR東が脱線事故対策 鉄道会社で初

2017/12/5 19:29
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JR東日本は5日、局地的な突風を観測できるドップラーレーダーを19日から実用化すると発表した。鉄道会社で導入するのは初めてという。

山形県庄内町で2005年、突風にあおられJR羽越線の特急列車が脱線し、乗客5人が死亡、運転士を含む33人が重軽傷を負った事故を受けた取り組み。

JR東は事故後、余目駅(庄内町)にドップラーレーダーを設置。データを収集するなど気象庁と突風を探知する手法の研究を進めてきた。16年には高性能なドップラーレーダーを山形県酒田市の海岸から約2キロメートルの内陸に建設し、より高精度な観測をできるようにした。

ドップラーレーダーは突風の原因となる渦の発生を探知し追跡。突風が発生しやすい毎年11~3月の間、渦の進路予測範囲が、線路に重なる場合に指令室から運転士に運転の見合わせを指示する。設置場所から半径約30キロメートルがレーダーの観測情報に基づく運行規制の対象になる。

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