2017年12月15日(金)

ヤマハ発がカート型自動運転車出展、リゾート地で活用

自動運転
BP速報
2017/12/5 18:22
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日経テクノロジーオンライン

 ヤマハ発動機は自動運転機能を備えたカート型のコンセプト車を、米国最大のコンシューマーエレクトロニクス関連の展示会「CES 2018」(ネバダ州ラスベガス、2018年1月9~12日)で公開すると2017年11月30日に発表した。

自動運転機能を備えたカート型のコンセプト車「Public Personal Mobility (PPM) 06GEN Automated」

自動運転機能を備えたカート型のコンセプト車「Public Personal Mobility (PPM) 06GEN Automated」

 同コンセプト車の名称は「Public Personal Mobility (PPM) 06GEN Automated」。歩行者と車両が混在した、数km四方の市街地やリゾート地での活用を想定。搭乗者は4~6人ほどで、車両中央を向いて座るようだ。少人数単位の移動を支援する。

 車両周囲の状況はカメラを使った画像認識で把握する。ミリ波レーダーやLiDAR(Light Detection and Ranging:レーザーレーダー)など他の手法と比べて、低コストで実現できるという。車両の運用に対するシステムはクラウド型を採用。Web-APIを適用することで、自動運転を手掛ける事業者が独自の「MaaS」(Mobility as a Service)をつくりやすくした。

 ヤマハ発製のカートを使った自動運転車両が続々と登場している。2017年6月には産業技術総合研究所が旗振り役となって、ヤマハ発製のゴルフ用カートを基に「スマートEカート」を開発した。同車両の自動運転の基本的なシステムは、すでに遊園地向けなどで販売している電磁誘導型である。地中の深さ3cmから5cmの位置に直径10mm程度の同軸ケーブルを埋設し、そこに微小な電流を流して磁界を発生させ、それを車体前方の下部にあるセンサーで感知して自動操舵する。

 ソニーは2017年10月、ゲーム用コントローラーでの遠隔操作に対応したコンセプト車「New Concept Cart(ニューコンセプトカート) SC-1」を発表した。ヤマハ発製のゴルフ用カートを基に、ソニーがセンシング技術や人工知能(AI)技術、MR(Mixed Reality)技術などを盛り込んだ。車両寸法や走行性能などはゴルフ用カートそのもの。全長3140×全幅1310×全高1850mm。乗車定員は3人、時速は0~19kmである。

(日経テクノロジーオンライン 窪野薫)

[日経テクノロジーオンライン 2017年12月4日掲載]

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