2019年5月24日(金)

国連事務次長が5日訪朝 核・ミサイル問題協議

2017/12/5 2:22 (2017/12/5 6:45更新)
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【ニューヨーク=高橋里奈】国連は4日、フェルトマン事務次長(政治局長)が5~8日に北朝鮮の首都平壌を訪問すると発表した。北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相らと核・ミサイル開発問題について協議する。北朝鮮問題の解決に向け、国連が仲介役を果たせるかが焦点となる。

訪朝する国連のフェルトマン事務次長=国連提供

ドゥジャリク事務総長報道官が定例記者会見で明らかにし、「幅広い政策についての政治的対話」が目的だと語った。金正恩(キム・ジョンウン)委員長との面会については言及しなかった。

フェルトマン氏は北朝鮮政府に対して安全保障理事会の決議を順守し、さらなる弾道ミサイル発射や核実験をやめるよう働きかけるとみられる。中国・北京経由で北朝鮮入りする。訪朝前に中国政府高官とも北朝鮮問題について協議した。

一方、北朝鮮は安保理が科した制裁に抗議するとみられ、対話が進展するかどうかは不透明だ。

ドゥジャリク氏は会見で、事務次長の訪朝は「北朝鮮の要求に応えるものだ」と明らかにした。外交筋によると、北朝鮮の李外相は9月に国連総会の一般討論演説に参加するため国連本部を訪れた際、グテレス事務総長との会談で国連との対話を求めたという。

事務次長の訪朝は2011年以来。フェルトマン氏は北朝鮮に駐在している外交官や国連職員らとも面会する予定だ。

韓国統一省の関係者は5日、フェルトマン氏の訪朝について「北朝鮮が国際社会との対話の場に出てくるきっかけになることを期待している」と述べた。

北朝鮮問題をめぐり、グテレス氏はかねて対話による解決を主張している。朝鮮半島情勢の緊張緩和のため、すべての当事者と協力する用意があると訴えてきた。グテレス氏は13~14日に訪日し、安倍晋三首相と北朝鮮問題などについて協議する見通しだ。

国連の安保理では15日、北朝鮮問題を巡って河野太郎外相が議長を務める閣僚級会合が開かれる予定だ。ティラーソン米国務長官らも出席し、打開策を話し合う。

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