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秋田・上小阿仁村で雪上での自動運転実験 国交省

国土交通省は4日、秋田県上小阿仁村の道の駅「かみこあに」を拠点に自動運転の走行実験を始めた。地域住民を乗せた車両が約3キロのコースを周回し、道路に埋設した誘導線の読み取り性能などを検証する。積雪時の課題検証を目的とした実験は全国で初めて。10日まで1日5便を運行する。

ヤマハ発動機が開発した7人乗りのカート型の車両を使う。運転手は運転席で監視するが、緊急時以外は対応しない。一般車両を通行禁止にした0.2キロの区間では運転手も乗せず、緊急時は助手席の係員が対応する。道の駅を起点に診療所や交流センター、冬野菜を積み込む農作物集荷場など9地点を回る。

あらかじめ道路に埋設した電磁誘導線からの磁力を感知し、定められたルートを時速12キロ程度で自動走行する。停止や加減速も磁石の配置パターンから読み取る。実験は積雪時の読み取り能力や9%の勾配の登坂能力などの確認が目的で、期間中に十分な積雪がなければ後日再実験する。

国交省は高齢化が進む中山間地域で生活の足や物流を確保するため、今年9月から全国13カ所の道の駅で順次、自動運転の実証実験を始めた。東北では年明けをメドに山形県高畠町でも予定している。2020年までに実現したい考えだ。

上小阿仁村は道の駅周辺に村役場や診療所、郵便局などの施設が集中し、県内でも高齢化率が高いことから選ばれた。

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