2017年12月15日(金)

「ペッパーの父」起業のグルーブX 64億円調達 

スタートアップ
自動車・機械
2017/12/4 16:55
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 ソフトバンクのヒト型ロボット「ペッパー」の開発者、林要氏が創業した家庭用ロボット開発のGROOVE X(グルーブX、東京・中央)は4日、産業革新機構などから最大64億5000万円を第三者割当増資により調達する契約を締結したと発表した。調達した資金は2019年に一般販売を計画する家庭用ロボット「LOVOT(ラボット)」の開発資金やマーケティング資金に充てる。

投資契約の締結を発表したグルーブXの林要社長(写真中央)と、スパークス・グループの深見正敏代表取締役(同右)、産業革新機構の土田誠行専務(4日、東京・中央)

 独立系運用会社のスパークス・グループが運営する未来創生ファンドと産業革新機構を筆頭引受先とする投資契約を締結した。産業革新機構は18日にまず14億円を出資後、21億円を上限とする追加出資を実行する予定。今回の調達により累計調達額は最大約80億円に達する見込み。

 林社長はトヨタ自動車出身で、ソフトバンクグループの孫正義社長が10年に立ち上げた次世代リーダー育成プロジェクト「ソフトバンクアカデミア」の外部第1期生。ペッパー発売後の15年にソフトバンクロボティクスを退社し、グルーブXを設立した。18年末の製品発表と19年の一般発売を目指し、癒やしを主眼に置いたロボットを開発している。ただ、どんなロボットを開発しているのか、全容については明らかにしていない。

 増資契約締結の発表を受けて同社はラボットについて米宇宙開発ベンチャー、スペースXやソフトバンクの社屋近くに広告を設置するといったマーケティング活動を開始した。

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