2019年5月26日(日)

マイクロ波化学、食品包装フィルム首位と資本提携

2017/12/2 2:00
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大阪大学発スタートアップのマイクロ波化学(大阪府吹田市)は1日、食品包装フィルム最大手のフタムラ化学と資本業務提携したと発表した。マイクロ波化学が持つ技術を生かし、フタムラ化学の生産プロセスの効率化や、新素材の共同開発に取り組む。

11月下旬にフタムラ化学がマイクロ波化学に資本参加した。金額や出資比率は明らかにしていない。フタムラ化学は食品包装フィルムで国内トップシェアを持つ。今回の提携で電子レンジの加熱に使うマイクロ波の技術を使い、フィルムや無機材料分野での生産工程の改善を進める。

マイクロ波での加熱は電気やガスでの熱伝導と異なり、対象物の水分子を直接振動させて温める。このため熱伝導よりも消費エネルギー量が少なく、コスト削減につながる。工場自体の大きさも小さくできるという。

マイクロ波化学はこの技術の提供などを手掛けており、数年後をめどにフタムラ化学の製造工場に自社の製造設備を導入する考えだ。

マイクロ波化学は2014年に世界で初めてマイクロ波を使った化学品の量産工場を稼働させた。最近では9月に三井化学、11月には三井金属との業務提携を発表するなど、製造業大手との提携を積極的に進めている。

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