ニトリ、物流効率4倍超に インド系ロボット公開

2017/12/1 18:56
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ニトリホールディングスは1日、大阪府内の物流施設に導入した、商品を棚ごと運ぶロボットを公開した。インド系企業が開発した。商品保管用の棚を出荷作業場などに自動で運ぶ。担当者は施設内を歩き回る必要がなくなり、作業効率が4.2倍に高まるという。電子商取引(EC)市場が拡大し物流現場の負担が高まるなか、省力化の切り札にする。

バトラーが棚ごと商品を動かすので、作業員が倉庫内を歩き回る必要がない(1日、大阪府茨木市)

このほど物流子会社、ホームロジスティクス(札幌市)が持つ西日本通販発送センター(大阪府茨木市)に搬送ロボット「バトラー」を約80台導入した。バトラーはGreyOrange(グレイオレンジ、シンガポール)が開発した。人工知能(AI)が出荷情報などを分析して施設内の最適な場所に移動させる。

日本での導入はホームロジスティクスが初めて。同社の松浦学社長はバトラーについて「作業負担が少ない」と評価した。インドがECの市場規模で米国に迫り「(関連企業に)優秀な人材が集まっている」とも指摘した。導入にあたっての投資額は明らかにしなかったが「長くても4年で投資回収できる」(松浦社長)という。

経済産業省の調べでは2016年のEC市場は15兆円。市場が拡大する一方で物流現場では負担増加や人手不足が課題になっている。

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