2019年3月26日(火)

飛び出る映像を指で操作可能 裸眼3Dディスプレー
VentureBeat

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2017/12/3 6:30
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米マイクロソフトは、同社のMR(複合現実)端末「ホロレンズ」がホログラムを現実世界に投影していると思いたいだろうが、実際はヘッドセットを装着している人にしか見ることができない。一方、米ルッキンググラスファクトリーが開発した「ホロプレーヤーワン」は、みんなでホログラムを見たり、操作したりすることが可能だ。

ホロプレーヤーワンは双方向型のライトフィールドディスプレーだ。ノート型パソコンを広げたような形で、ガラスのパネルの上に3次元(3D)映像を投映し、誰でも指で操作できる。

■特殊なメガネやヘッドセットは不要

「ホロプレーヤーワン」は3D映像を指で操作できる
(C)Looking Glass Factory

「ホロプレーヤーワン」は3D映像を指で操作できる
(C)Looking Glass Factory

ライトフィールド技術は現実世界の物体や風景をとらえ、現実のように見える効果を使ってデジタル化する有望な手段になりつつある。ここ数年は、写真のようにリアルなVRの開発を進めている米ライトロをはじめ、この分野で非常に有望な成果を上げる企業が相次いでいる。ホロプレーヤーワンは、こうした成果をみんなで共有したいと考えている。

「ライトフィールドは3Dの物体から放たれる無数の光だと考えればよい」。ルッキンググラスファクトリーの最高経営責任者(CEO)で共同創業者のショーン・フレイン氏は、電子メールでこう説明する。「私たちの目は実際にはセンサーではないが、光センサーの役割を持つ。このため、ウサギの人形から放たれる全ての光を何らかの形で再現し、これを部屋の中央で結集できれば、その部屋にいる全員が柔らかくフワフワしたウサギの人形が部屋の中央に浮かび上がっていると思うだろう。これは実物と区別できない」と語った。

ホロプレーヤーでは、LCD(液晶表示装置)画面から送られた映像を端末の上に浮かび上がらせることで、特殊なメガネやヘッドセットを装着せずに完全な立体映像を見ることができる。立体映像は267×480ピクセルの解像度を持つ映像32枚を重ね合わせて構成されている。その仕組みについての正確な説明は、フレイン氏に任せた方がよいだろう。

フレイン氏は「当社ではまず、ある3Dの風景について問いかけてみる。この風景が目の前にあるとすれば、そこから放たれる光はどう動くだろうか。あらゆる角度から見ればどんな風に見えるだろうか」と話す。

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