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ディープ種付け料 高騰 気になる牡馬のG1成績

2017/12/2 6:30
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 国内最大の種馬場である社台スタリオンステーション(北海道安平町)が11月21日、所属馬の来年の種付け料を発表した。目立つのはディープインパクト(15歳)で、今年の3千万円から来年は4千万円に引き上げる。同馬の父サンデーサイレンスも最高3千万円だったから、父を抜いた形。海外では米国のタピット(16歳)が30万ドル(約3342万円)で据え置き。フランケル(9歳)が17万5千ポンド(約2610万円)で、値段だけなら世界最高だ。

 今年も中央の産駒の獲得賞金ランクで首位を独走。成績が良いと産駒も高く売れる。しかも、種付け数を抑制したい年齢で、値上げは自然な流れだが、実は気になる材料もある。3歳限定G1で昨年は産駒が5勝したが、今年は皐月賞のアルアインの1勝。昨年の3歳三冠を分けた3頭も、今年は意外に伸び悩んだ。皐月賞馬ディーマジェスティは引退。ダービー馬マカヒキは昨秋から6連敗中。菊花賞馬サトノダイヤモンドも、仏遠征で惨敗した。

 もともとディープ産駒は牝馬が息長く活躍する一方で、牡馬はピークが短く、中央G12勝はサトノダイヤモンドとミッキーアイル(現種牡馬)のみ。昨年のクラシックの激戦の負荷が影響しているとの見方もある。今年の2歳世代では、ワグネリアン、ダノンプレミアムと素質馬が台頭しているが、両馬は息長く活躍できるか。値が上がった父の真価を測る物差しにもなりそうだ。

(野元賢一)

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