2019年3月26日(火)

目の治療・研究拠点が集結 神戸アイセンター、1日開所

2017/11/30 23:30
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国内初の眼科専門施設「神戸アイセンター」が1日、神戸医療産業都市に開所する。目の治療やリハビリテーションを提供する一般医療と、iPS細胞など先端医療の実用化への組織が1つの拠点に集まり、イノベーションを目指す。進出企業・団体の連携を進め、医療産業都市の新モデルとしてアピールする。

診察室前のカーペットには見やすいよう部屋番号がはっきり書かれている(神戸市中央区)

目が見えづらくても楽しめるクライミングなどがある(神戸市中央区)

アイセンターには理化学研究所の再生医療研究室、先端医療振興財団の細胞培養施設が入る。基礎・臨床研究では人手に頼っている細胞加工作業を5年内に、人工知能(AI)を組み込んだ双腕ロボットに置き換えて効率化する。iPS細胞を使った網膜治療に取り組む理研の高橋政代プロジェクトリーダーは「新しい医療のあり方をつくりたい」と話す。

先端医療の基盤となる病院やリハビリなど一般医療の体制も充実させた。視力の弱い人らの日常生活を支援する「ロービジョンケア」を担う公益社団法人ネクストビジョンの施設を整えるほか、料理教室なども開く。

医療産業都市は9月末時点で344社・団体が進出する国内最大級の医療クラスター(集積地)。海外への発信力を高めるには進出企業と中核研究機関の理研、病院による連携が不可欠だ。

来年4月には同都市全体を調整する新組織の設置が予定されている。産官学一体で相乗効果を高める工夫が問われる。

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