2019年5月23日(木)

退位日、8日に閣議決定 「19年4月末」1日に皇室会議

2017/12/1 0:44
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天皇陛下が退位する日程について、安倍晋三首相が皇族らから意見を聞く皇室会議が12月1日、宮内庁特別会議室で開かれる。陛下の退位と皇太子さまの即位に伴う新元号の施行時期について「2019年4月30日退位・5月1日皇太子さま即位」が事実上固まる。政府は皇室会議での議論を踏まえ、退位や即位の期日を定めた政令を12月8日に閣議決定する。

皇室会議は戦後7回開催。最近では1993年1月に開き、皇太子さまと雅子さまの婚約を正式に承認した。婚姻以外の案件を取り上げるのは、旧宮家の皇籍離脱を審議した47年10月以来、70年ぶりとなる。

陛下の退位と改元期日について、政府は「19年3月末・4月1日」か「19年4月末・5月1日」の2案を検討してきた。19年3月から4月にかけては統一地方選が実施され、与野党が政治的に対立する可能性が大きい。4月末退位案は「政治的に落ち着いた環境」(政府高官)で迎えられる利点がある。

政府は1日の皇室会議の概要を5日の閣議で報告し、続く8日の閣議で退位時期を定める政令を決定する方針。昭和天皇の誕生日だった4月29日の昭和の日、4月30日の陛下の退位、5月1日の新天皇の即位と改元で皇室行事が続き、全国的に祝賀ムードが高まるとの期待もある。

菅義偉官房長官は30日の記者会見で皇室会議について「(退位を可能にする)特例法の施行日について議論が行われる。その結果を踏まえて、その後のことは考える」と語った。特例法は、施行日に天皇陛下が退位し、皇太子さまが直ちに新天皇に即位すると規定。施行日決定に先立ち、首相に皇室会議の意見を聞くことを義務付けている。退位や即位の儀式のあり方など具体的な準備を本格化するため、菅氏をトップとする組織を近く設ける方向だ。

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