「子育て」は宮城、「消費税」は広島 ツイッター分析
日経イノベーション・ラボ

2017/12/6 11:00
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10月の衆院選期間中にツイッターに投稿されたすべてのつぶやきを分析したところ、地域ごとの関心に大きな差が生じていたことがわかった。

日経イノベーション・ラボが、NTTデータから提供されたツイッター情報をもとに、地域別にみたキーワードの「注目度」を分析した。赤色が濃くなるほど注目度は高く、青色が濃ければ低くなる。

「子育て」の注目度が最も高かったのは宮城県だった。これに北海道、静岡県、愛知県が続いた。

「消費税」の注目度が高かったのは、広島県と京都府だった。

「憲法」の注目度は福岡県、京都府、福島県、北海道で高かった。「子育て」「消費税」「憲法」の注目度の高い地域では野党の強い地域が目立った。たとえば宮城1、2区では自民党と野党の候補が競り合った。広島と京都、北海道は伝統的に革新勢力が強い。

共産党は12月2日から3日にかけて開いた中央委員会総会でSNSへの情報発信を強化するため「JCPサポーター」制度の発足を決めた。来年7月に機関紙「しんぶん赤旗」の電子版発行をめざすとしている。

衆院選の2人の主役、安倍晋三首相(自民党総裁)と東京都の小池百合子知事(当時は希望の党代表)の注目度はどうだったのか。

「安倍晋三」の注目度が際立って高かったのは新潟県だった。新潟1~4区では野党候補が勝利し、自民党候補が敗れている。ツイッター分析で対象としたつぶやきは、肯定的な内容か、否定的かは問うていない。

「小池百合子」の注目度はやはり東京都で高かった。立憲民主党が躍進した北海道などでは低かった。

 「注目度」は次の手順で算出した。
NTTデータが10月10日の衆院選公示前から同22日の投開票日後までに日本全国でツイッターに投稿された「選挙」に関するツイートを抽出。5つのキーワード「安倍晋三」「小池百合子」「子育て」「消費税」「憲法」への言及回数を調べ、つぶやいた人の暮らす都道府県を推定した。
 これをもとに、日経イノベーション・ラボが「注目度」を数値化し、順位を付けた。一定の言及数に満たない県を除外した結果、北海道、宮城、福島、茨城、埼玉、東京、千葉、神奈川、新潟、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、広島、福岡の16都道府県が対象となっている。

データ分析:中島寛人 マップ制作:鎌田健一郎

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