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米ナスダック、ビットコイン先物上場へ

【ニューヨーク=山下晃】金融商品の取引所を運営する米ナスダックが2018年にも仮想通貨ビットコインに関連した先物商品を上場させる方針だ。バブル状態にあるとの指摘も多いが、投資商品として人気化していることで、金融機関がビジネスに取り込む動きが広がっている。ビットコインは29日に一時初めて1万1000ドル台に上昇する場面があった。

ナスダックは18年前半にもビットコイン先物をナスダック・フューチャーズ市場に上場させる見通しだ。米国ではシカゴオプション取引所(CBO)を傘下に持つCboe・グローバル・マーケッツやシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)を運営するCMEグループが17年内にもビットコイン先物を扱う計画を公表している。

米金融業界では米証券のキャンター・フィッツジェラルドがビットコイン先物の仲介業務に参入する方針も伝わった。金融機関がビットコイン関連ビジネスへの取り組みを強化することで、大手投資家も仮想通貨投資に参入しやすくなるとの思惑から、ビットコイン価格は上昇傾向にある。

情報サイトのコインデスクによると、前日に初の1万ドル台をつけたビットコインは29日に1万1377ドルまで上昇する場面があった。その後は1万ドルを割り込むなど荒い値動きが続いている。

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