2017年12月16日(土)

被災者の心のケア拠点、福島・富岡町に12月1日開設

北海道・東北
2017/11/29 22:30
保存
共有
印刷
その他

 東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所事故で、精神面で影響を受けた被災者らを支える「ふくしま心のケアセンターふたば出張所」が12月1日、福島県富岡町で業務を始める。避難先から帰還しても多くの悩みを抱える住民をきめ細かくサポートし、地域の復旧・復興を進める狙いがある。

12月1日に開所する「ふくしま心のケアセンターふたば出張所」(福島県富岡町)

 ふくしま心のケアセンターは県の委託を受け、県精神保健福祉協会が2012年に設立。福島市内に基幹センターがあるほか、県内5カ所に拠点がある。

 ふたば出張所は富岡、楢葉、広野の各町をカバー。精神保健福祉士や看護師の資格を持つ職員が、土・日・祝日以外の午前8時半~午後5時15分に相談を受け付ける。職員が自宅を訪ねて話も聞く。

 被害の大きい福島県の浜通り地方の自治体では住民の帰還が進んでいない。帰還しても生活環境の変化などから悩みや心配事を抱える人が多い。ふたば出張所所長に就任する仲沼安夫氏は「被災地に住む人、帰還した人が少しでも笑顔を取り戻せるよう、住民一人ひとりに寄り添った対応を心がけたい」と話している。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報