2017年12月15日(金)

埼玉高速鉄道の延伸計画、4パターンで需要予測

南関東・静岡
2017/11/28 22:00
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 埼玉高速鉄道(地下鉄7号線)延伸計画の採算性などについて有識者が議論する「地下鉄7号線延伸協議会 鉄道分科会」の初会合が28日、開かれた。会合でさいたま市は将来鉄道を整備した場合の需要予測を4つのパターンで検証する考えを示した。それぞれの需要予測に基づいて費用対効果を試算し、2018年1月の2回目の分科会で提示する方針だ。

 延伸計画は浦和美園駅から東武野田線岩槻駅までの7.2キロメートル。同日示した需要予測は、昨年に国の交通政策審議会がまとめた答申の分析手法を活用し、埼玉スタジアム利用者の推計など地域の特性も加味した。浦和美園、岩槻、その中間地域の開発が進んだ場合のほか、快速電車が運行する場合、浦和美園エリアの開発に加えて埼玉スタジアム駅を常設とした場合の4パターンの検証方法を提示した。

 分科会の委員からは「埼玉スタジアム駅は臨時と常設の両方の試算を出すべきだ」などといった意見が出た。市は意見を踏まえて需要予測の前提条件を練り直し、18年1月の2回目の分科会で複数パターンの費用対効果を示す予定。

 延伸計画については昨年の国の交通政策審議会答申で、事業性や沿線の街づくりが課題として指摘された。

 協議会はこれらの課題を解決するため、有識者から成る協議会を開催。鉄道とまちづくり分科会で協議している。市は18年3月をめどに意見を集約する方針だ。

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