バスケットボール男子のBリーグが幹部人材の獲得に力を入れている。スポーツ界にない発想を持つ人材の確保を目指して人材サービスのビズリーチ(東京・渋谷)と協力。ファンや収益拡大の要となるマーケティング部長と広報部長の公募に乗り出した。
マーケティング部長はチケット販売などに関するデータを分析し、ファン拡大の施策を練る責任者。広報部長はメディアからの取材対応というより、会員制交流サイト(SNS)などを使ったPR戦略などを担当する。
公募のきっかけはポストが空いたからだが、Bリーグの大河正明チェアマンは多様な人材確保の好機にしたいという。日本のスポーツ団体は競技経験者を中心にした縁故採用が多い。「現役時代の成績は関係ない。スポーツに関係のない人に来てほしい。組織をたこつぼ化させたくない」と話す。
バスケ界に骨をうずめる覚悟も求めない。「ここで一花咲かせてキャリアアップしようという野心がある人でいい」。先々はリーグ事務局を先進的な組織にしたいそうで「終身雇用などの逆でいたい。家でも仕事ができるくらいにしたい」。
11月上旬までの1部(B1)の平均入場者数は前年同期比4%増。リーグ誕生の話題性が薄れる2年目にしては健闘だが、目標の10%増には遠い。「Bリーグをファッショナブルでおしゃれと思う人を増やせる人材に来てほしい」と大河チェアマン。公募は12月6日に締め切る。
(谷口誠)
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