2017年12月16日(土)

復興へ、新校舎を祈願 福島・ふたば未来学園

社会
2017/11/28 10:12
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 東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所事故からの復興を担う人材育成を目指す福島県立ふたば未来学園中・高(広野町)で28日、新校舎建設の安全祈願祭が開かれた。2015年に開校した高校は既存の校舎を使っており、19年4月の中学開校に向けて、中高一貫の校舎を新設する。

福島県立ふたば未来学園の新校舎建設の安全祈願祭でくわ入れをする内堀知事(右から3人目)ら(28日午前、福島県広野町)=共同

 祈願祭では、在校生を含む関係者が工事の安全を願い、くわ入れをした。高校3年の鯨岡洋星さん(17)は「新校舎で学ぶことはできないが、3年間築いてきた伝統を後輩に引き継いでほしい」と話した。内堀雅雄知事は「学園の皆さんが新しい未来を切り開いていく姿は、復興の力強い追い風になる。新しい学びやで人生の礎を築いてくれることに期待する」と祝辞を述べた。

 ふたば未来学園高は、原発事故で避難し、各地で施設を間借りして授業を続けてきた双葉郡の県立高5校の受け皿として新設された。17年5月時点で422人が通い、18年3月に初の卒業生を送り出す。

 県によると、新校舎は第1原発から南約24キロに立地。普通教室棟や多目的ホール棟、体育館など計8棟で構成され、延べ床面積は約2万1400平方メートルになる。〔共同〕

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