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新人王に遊撃の2人 ミスと向き合い明日の糧に
編集委員 篠山正幸

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2017/11/28 6:30
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セ、パ両リーグの新人王に、遊撃手という難しいポジションをこなした2人が選ばれた。源田壮亮(西武)と京田陽太(中日)。ともにアジアプロ野球チャンピオンシップに出場、東京五輪に向けた日本代表の主力として期待される。

新人王に選ばれ、笑顔で握手する中日の京田陽太(左)と西武の源田壮亮=共同

新人王に選ばれ、笑顔で握手する中日の京田陽太(左)と西武の源田壮亮=共同

新人王は最優秀選手(MVP)とともに記者投票で選ばれる。源田は有効投票数258票のうち252票を獲得。ともに8勝を挙げた石川柊太(ソフトバンク)、山岡泰輔(オリックス)を寄せ付けず、文句なしの当選となった。

京田は286票中208票を得た。次点の大山悠輔(阪神)が49票、3位の浜口遥大(DeNA)が27票で、こちらも厚い支持を得た。

遊撃手での選出はパ・リーグでは1997年の小坂誠(ロッテ)以来20年ぶり、セ・リーグでは2006年の梵英心(広島)以来11年ぶり。そもそも内野手で新人王に選ばれること自体が珍しく、特に高い守備力が求められる遊撃手となれば、快挙といって間違いない。

源田は143試合フルイニング出場

源田は課題とみられていた打撃でも球団の新人記録を塗り替える155安打を放った=共同

源田は課題とみられていた打撃でも球団の新人記録を塗り替える155安打を放った=共同

源田は「143試合、フルイニング出場できたことが評価されたのではないか」と話した。「毎日初めてのことばかりで。(1年に)143試合もすることが人生でなかったので」。シーズン途中、へとへとになりながらも、1年を乗り切った。

トヨタ自動車で社会人ベストナインに輝いている。守備には定評があり、課題は打撃とみられていた。プロのスピードに慣れ「(社会人時代と違い)ストレートをしっかりはじき返せるようになった」ことで、課題を克服した。

京田は売り物の走塁が評価された、と自己分析。5月24日のDeNA戦では右中間突破の長打を放つと、中継プレーのすきを突いて一気に生還(記録は三塁打と野選)、果敢かつ状況判断にたけた走塁が光った。

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