バリ国際空港を閉鎖 噴火警戒レベル最高に

2017/11/27 9:49 (2017/11/27 11:42更新)
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【ジャティルイ(インドネシア・バリ島)=共同】インドネシア火山地質災害対策局は27日、バリ島東部アグン山(標高3千メートル超)の噴火警戒レベルを4段階の最高に引き上げた。21日の噴火以降、火山活動が活発化したことを受けた措置。バリ島の国際空港当局は27日、バリ国際空港を閉鎖したと明らかにした。火山灰の影響としており、28日朝までの予定。

噴火警戒レベル引き上げに伴い、山頂から6~7.5キロに設定されていた立ち入り禁止区域を8~10キロに拡大した。バリ島は日本人も多く訪れるインドネシア屈指の観光地。警戒態勢が長期化するとみられ、観光業への悪影響も懸念される。

火山地質災害対策局は27日も噴煙が山頂から約3キロの高さにまで達したことを確認。また火口付近で炎も目視で観測されたとしている。担当者は「爆発的噴火が既に起きた。今後、より大きな噴火につながる可能性がある」と述べた。

当局はアグン山周辺での火山性地震の頻発を受け、9月22日に噴火警戒レベルを最高に引き上げた。一時は13万人以上が避難。10月29日、火山活動が落ち着いてきたとして警戒レベルを上から2番目に引き下げていた。

バリ島に出張中で28日夜に帰国予定だった富山市の会社役員、大野吉俊さん(55)は空港閉鎖の一報を聞き「噴火情報は日本でも聞いていたが、まさか自分が巻き込まれるとは思わなかった」と話し、日本の会社からの予定変更に関する問い合わせメールに対応していた。

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