英離脱交渉「10日以内に進展を」 EU大統領

2017/11/25 2:42
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【ブリュッセル=森本学】英国の欧州連合(EU)離脱交渉を巡って、トゥスクEU大統領とメイ英首相は24日、ブリュッセルのEU本部で会談した。トゥスク氏は会談後、ツイッター上で「10日以内にすべての問題について英国側の進展をみる必要がある」と指摘。12月4日に予定するメイ英首相とEUのユンケル欧州委員長との会談までに、交渉打開へ新たな提案を示すよう求めた。

離脱交渉を巡っては、12月14~15日にブリュッセルで開くEU首脳会議で、英側が求める将来の通商協議入りが承認されるかどうかが焦点となっている。EU側は交渉が停滞する「清算金」やアイルランド国境管理の問題などで「十分な進展」がなければ通商協議入りは認めない姿勢を崩していない。

トゥスク氏は12月の首脳会議での通商協議入りの承認は「可能だ」としつつも「なお大きな課題がある」と指摘した。

ロイター通信によると、メイ首相は会談終了後、「解決すべき交渉の問題が残ってる」としつつも、交渉は前進しているとの見方を強調した。英政府は「清算金」を巡って20日、主要閣僚による会議でEUへの支払額を大幅に増やすことで一致。報道によると、当初の約200億ユーロから400億ユーロまで増やす方針という。

ただメイ首相は24日、記者団からの「清算金」を巡る質問に詳細なコメントを避けた。4日のユンケル委員長との会談までにどこまで踏み込んだ提案を示すかが、今後の交渉打開の焦点となる。

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