2019年6月17日(月)

三菱マテ系の品質不正 ボーイングとエアバスが調査

2017/11/24 11:00
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三菱マテリアルの子会社で一部製品の検査データが改ざんされていた問題の影響が広がっている。航空機大手の米ボーイングと欧州エアバスが自社製品への影響の調査を始めた。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。一方、世耕弘成経済産業相は24日、三菱マテに事実関係の究明と適切な顧客対応を速やかに進めるよう指示したことを明らかにした。三菱マテは同日午後に国土交通省に問題を報告した。

品質不正があった三菱マテリアルの子会社

ボーイングはFTの問い合わせに「調査をしており、必要に応じて適宜、適切に対処する」と回答。エアバスは三菱マテ子会社で航空機向け部材の検査データを書き換えていた三菱電線工業からは「直接調達していない」としたが、「当社の調達先の企業に影響がないか調べている」という。

一方、世耕経産相は24日の閣議後の記者会見で、データ改ざんについて「極めて遺憾だ。日本製品への信頼を裏切る行為だ」と述べた。「顧客のみならず、社会全体からの信頼回復に向け最大限の努力を求めたい」と語った。

防衛装備品に要求値に満たない不適合なゴムが使われていた問題に関しては、小野寺五典防衛相が24日の閣議後の記者会見で「現時点で調査を進めている。部隊運用上の支障が生じていることは確認していない」と語った。石井啓一国交相も24日、「安全の確保を最優先とする交通事業者との契約に反する不適切な行為」と批判した。

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