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「すき家」、苦渋の牛丼値上げ 食材高や人件費高騰響く

牛丼最大手のゼンショーホールディングスは苦渋の値上げに踏み切る。22日、牛丼「すき家」で29日から値上げすると発表した。大盛りやキムチ、チーズのサイドメニューを10円上げる。食材高や人件費高騰で採算が厳しくなったため。だが牛丼大手はかつての値上げで客離れを経験しており、並盛りは価格を据え置き固定客を囲い込む。

牛丼の値上げを発表したすき家の店舗(東京都中央区)

29日から大盛りを470円から480円に引き上げる。特盛りは50円高い630円になる。従来は全サイズで値上げしてきた。今回は中心の並盛りは据え置くことに、客離れへの警戒感が表れている。

吉野家は「値上げの方針はない」と否定的。2014年に並盛りを80円上げた影響が尾を引いているからだ。ゼンショーも15年に牛丼を値上げしたが、牛肉の2割増量も打ち出してうまく客数減を長引かせなかった。

今回は単純な価格転嫁だけに、並盛りの価格は維持し影響が広がらないようにしたい考えだ。ただ、食材高と人件費高は今後も続く。出店拡大も頭打ちにきており、コスト増を吸収できなければ並盛りの値上げを迫られる可能性もある。

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