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ムガベ大統領辞意 ジンバブエ、37年の政権に幕

(更新)

【イスタンブール=佐野彰洋】ジンバブエ下院のムデンダ議長は21日、国軍の軟禁下にあるムガベ大統領から辞任の意向を伝えられたと明らかにした。ロイター通信が報じた。同国議会は同日、ムガベ氏の弾劾手続きを開始。与野党は結束して決議案に賛成する構えを見せており、37年にわたり実権を握ったムガベ氏は退陣に追い込まれた。

弾劾の理由はグレース夫人への権力委譲を狙った「憲法上の権限の乱用」や「前例のない経済の悪化」など。22日にも採決するとの見方があった。

ムガベ氏によって解任され、国外に逃れたムナンガグワ前第1副大統領は21日の声明で「国民の声に耳を傾け辞任すべきだ」と迫っていた。首都ハラレの議会の外には辞任を求め多数の市民が集まった。

与党は19日にムガベ氏を党首から解任。期限までに辞任しなければ、議会での弾劾手続きに入ると警告していたが、ムガベ氏はすぐには応じなかった。

ムガベ氏は6日、有力後継候補のムナンガグワ氏を解任した。浪費癖などで知られるグレース氏への禅譲を狙ったとみられ、国民の間に反発が広がった。14~15日に国軍が蜂起し、ムガベ氏を軟禁した。

ムガベ氏は1980年の独立以来、実権を握る。反対派の弾圧や、選挙の不正疑惑がつきまとい、欧米から「独裁者」と批判されてきた。

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