メガソーラー第1回入札、最安値は17円台

2017/11/21 11:45
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経済産業省は21日、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の第1回入札結果を公表した。8社が落札し、売電価格の最安値は1キロワット時当たり17円20銭だった。政府が設定した2017年度の売電価格より4円近く安い。落札企業は外資系太陽光パネル企業が多くを占めた。国内企業を中心に太陽光発電事業の採算性は一段と厳しくなっている。

メガソーラーのイメージ写真

作った電力を一定価格で長期間買い取り続ける固定価格買い取り制度(FIT)により太陽光発電所が急増。国民の費用負担が増していた。そこで経産省は出力2000キロワット以上のメガソーラーを対象に、売電希望価格が安い案件から電力を買い取る入札制度を導入。1回目の結果を発表した。

最安値は発電事業者HINA(千葉市)が計画する出力7260キロワットの案件で、売電価格は同17円20銭だった。カナダのカナディアン・ソーラーや韓国ハンファQセルズなど外資パネルメーカー系の企業の落札が目立った。

経産省は17年度当初のメガソーラーの買い取り価格を同21円に設定していた。今回21円で落札した企業は2社あった。

入札1回目の募集発電容量は50万キロワットだった。だが落札企業の総発電容量は約14万キロワットにとどまった。入札制度で売電価格の引き下げが進むとみて、採算性からメガソーラーの建設をためらう発電事業者が増えている。

経産省は今回の結果を踏まえて改善点を洗い出し、18年度からは年2回入札する予定だ。

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