/

この記事は会員限定です

太子党の力も削ぐ「習近平人事」の目論見

編集委員 中沢克二

[有料会員限定]

「新たな中国指導部の顔ぶれには隠れた特徴がある。これまで(国家主席の)習近平(シー・ジンピン)を支えてきた『紅二代』『太子党』からの登用が意外に少ない」

北京の政治学者が指摘する。最高指導部である政治局常務委員7人のうち、革命期からの共産党幹部の子弟を指す紅二代、太子党は習近平だけになった。民主化運動を武力鎮圧した1989年の天安門事件当時、最高指導部メンバーだった姚依林(故人)を岳父に持つ王岐...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り2763文字

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

習政権ウオッチ

経済や安全保障面で米国の一極支配を打破しようとする中国の習近平政権の中枢で何が起きているのか。習国家主席による腐敗撲滅政策の狙いなどを的確に報じ、「ボーン・上田記念国際記者賞」を受賞した中沢克二・日本経済新聞編集委員(元中国総局長)が深掘りする。

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません