2019年4月23日(火)

メルケル独首相「再選挙がより良い道」少数与党に否定的
引責辞任を否定

2017/11/21 9:35
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【ベルリン=石川潤】ドイツのメルケル首相は20日、公共放送ARDのインタビューで少数与党政権について「たいへん懐疑的だ」と語った。ドイツでは連立協議が行き詰まるなか、メルケル与党を軸にした少数与党政権が有力な選択肢とみられていたが、首相自らが否定した形だ。「再選挙の方がより良い道だ」とも述べ、もう一つの選択肢である再選挙へ踏み出す可能性を示唆した。

メルケル氏が率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)は自由民主党(FDP)、緑の党との3党連立協議を進めていたが、19日に決裂。第2党のドイツ社会民主党(SPD)も政権に加わらない意向を固めており、過半数の確保が難しくなっていた。

少数与党政権はいわば次善の策だが、政策ごとに協力する政党を見つける必要があるため、政権運営はどうしても不安定になりがちだ。少数与党で政権を作っても行き詰まるのは時間の問題との指摘もあり、選択肢にはなりにくいとの判断があったとみられる。

メルケル氏は20日、別の番組で再選挙について「まったく恐れていない」と語った。解散を決めるのは大統領としながらも、再選挙の実施を排除しなかった。連立交渉の失敗については「個人的に責任を取る考えはない」と語り、引き続き首相4選を目指していく考えを示した。

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