2017年12月15日(金)

ボルボがウーバーに自動タクシー、2万4000台供給へ

自動車・機械
ヨーロッパ
北米
2017/11/21 3:43
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 【ビルン(デンマーク中部)=深尾幸生】スウェーデンの高級車メーカー、ボルボ・カーが米ウーバーテクノロジーズへ「ロボットタクシー」を供給する契約を勝ち取った。ボルボは20日、2019~21年に最大2万4千台の完全自動運転車を供給すると発表した。米グーグル系のウェイモもロボットタクシーの公道試験を始めており、運転手不要の自動運転サービスが現実味を帯びてきた。

ウーバーが試験導入したボルボの自動運転車(2月、米ペンシルベニア州ピッツバーグ)=共同

 ボルボとウーバーが同日、完全自動運転可能な乗用車の供給で基本合意した。ボルボの高級多目的スポーツ車(SUV)「XC90」などと共通の車台をベースにロボットタクシーを開発する。

 両社は16年から自動運転車を共同開発している。ウーバーはトヨタ自動車や独ダイムラーとも提携関係にあるが、量産規模の車両提供ではボルボが先行することになる。

 ボルボのホーカン・サミュエルソン最高経営責任者(CEO)は声明で「自動運転車業界は新しい技術によるディスラプション(破壊)に直面している。それならばボルボは壊す方に回る」と述べた。

 ウーバーとの契約は独占的なものではなく、ほかの相乗りサービス事業者などにも供給したい考えだ。ボルボは19年以降に発売する新型車をすべて電気自動車(EV)やハイブリッド車にする方針を掲げるなど、いち早く新技術の取り込みに動いている。

 ロボットタクシーを巡っては、ウェイモがこのほどアリゾナ州で公道実験を始めた。一般市民の利用も想定している。

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