台湾にCLT建材輸出 銘建工業、軽くて丈夫強み

2017/11/21 2:00
保存
共有
印刷
その他

集成材メーカー大手の銘建工業(岡山県真庭市)は20日、次世代建材として注目を集めているCLT(直交集成板)を輸出すると発表した。台湾から木造建築物向けにCLT建材を受注、建物はすでに現地で着工している。台湾では環境に配慮した木造建築の普及が進められており、今後も軽くて丈夫なCLTの特性を前面に出して売り込んでいく。

CLTを使った建築物の完成予想図

CLTを採用したのは台湾東北部にある宜蘭県のレストラン・農産物販売店向け建物。地上3階建て地下1階建てで、鉄筋コンクリート造の地下を除いた延べ床面積は580.65平方メートル。銘建工業は地上部の全量となる床・屋根用CLT89.5立方メートル分、柱・梁(はり)用集成材46.5立方メートル分を供給する。素材には岡山県産と高知県産のヒノキを使う。

施工は現地の企業が担当。すでに10月に着工しており、18年8月に完成する予定だ。

銘建工業は16年春、国内最大級となる年間生産能力3万立方メートルのCLT工場を稼働させており、日本国内で採用例が増えてきている。今回の輸出をきっかけとして、海外市場の開拓も積極的に進めていく方針だ。

電子版の記事が今なら2カ月無料

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]