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ジンバブエのムガベ氏弾劾へ 大統領退任濃厚に

与野党が結束

【カイロ=飛田雅則】ジンバブエの与党がムガベ大統領に突きつけていた辞任要求の回答が20日正午(日本時間午後7時)に期限を迎えた。ムガベ氏からの回答がなかったもようで、与党は議会での弾劾手続きに向けて会合を開く。21日にも議会で審議が始まる見通し。与野党による可決は濃厚で、37年間も実権を握り続けたムガベ氏は強制的に大統領退陣に追い込まれそうだ。

辞任観測が流れていたが、19日夜のテレビ演説でムガベ氏は「(12月の)党大会を主宰する」と語った。自らの失策を認めたものの、「対立を解消しなければならない」と強調するなど退陣については触れなかった。

与党は19日にムガベ氏を党首から解任。期限までに大統領が辞任しなければ、議会での弾劾手続きに入ると警告していた。ムガベ氏は期限までに回答しなかったとみられ、ロイター通信は与党が弾劾に向けた会合を開くと伝えた。

弾劾手続きは上下院で過半数の賛成を経て始まる。両院それぞれで3分の2の賛成で弾劾が成立する。与党と、激しい弾圧を受けてきた野党は結束して弾劾を可決する見通しだ。ムガベ氏は退陣に追い込まれる可能性が高い。

ムガベ氏は1980年の独立以来、実権を握る。反対派の弾圧や、選挙の不正疑惑がつきまとい、欧米から「独裁者」と批判されてきた。

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