東レ系、化薬大手とリチウム電池の評価・解析で提携

2017/11/20 20:25
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東レ子会社の東レリサーチセンター(TRC)と化薬大手の日本カーリット(JCC)は20日、リチウムイオン電池などの受託試験・解析事業で提携すると発表した。電気自動車(EV)の開発などを進める自動車・電池メーカーからの受注拡大を目指す。

爆薬を手掛けるJCCは充放電を繰り返したり、圧力や振動を受けたりした電池の発火リスクなど危険性の評価試験に強い。TRCは電池の劣化メカニズムや、電極や電解質など材料のデータ解析を得意とする。

提携ではお互いの技術を補完し、受注が別々でも試験からデータ解析までワンストップで受託。例えば「電池が燃えた時に発生するガスの分析や、劣化した電極に急速充電した時どんな状態になるかの材料解析も一体で進める」(TRC)。

データの共有も進め、将来的に営業の一本化も検討する。同日会見したJCCの金子洋文社長は「EVなど車載用大型電池で試験ニーズが多様化しており、協業を決めた」と説明。TRCの川村邦昭社長は「一貫受託で顧客の電池開発を加速させていく」と述べた。

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