2019年4月23日(火)

東大、がん遺伝子の変化と薬効の関係を把握
解析手法を開発、肺腺がんに利用

2017/11/19 21:03
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■東京大学 間野博行教授と高阪真路特任助教らは、がん細胞に起こる遺伝子のわずかな変化から患者に適した薬を確かめる手法を開発した。100種類以上の遺伝子の変化を同時に調べる。患者に合わせた個別医療や新たな抗がん剤の探索に応用できる可能性がある。

がんは遺伝子の異常でできるが、その異常が原因遺伝子の中のどこに起こるかによって効く薬が変わる。

新技術はがんの原因遺伝子の様々な場所に印を付けた細胞を作り、薬を入れた容器で育てる。薬が効く場合は細胞の生育が悪くなる。その細胞の遺伝子を解析すれば、その薬の効く遺伝子の変化を特定できる。

肺腺がんの原因遺伝子「EGFR」で試した。101種類の変化を調べると64種類はがんの原因になり、それぞれと6種類の既存薬の効きやすさの関係を把握できた。薬の効果が80分の1になる変化などが見つかった。

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