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ジンバブエ、ムガベ氏包囲網狭まる デモ拡大、退陣の公算強まる

【カイロ=飛田雅則】ジンバブエで国軍による軟禁状態にあるムガベ大統領(93)の包囲網が狭まっている。ムガベ氏は軍との交渉で退任を拒否したが、ロイター通信によると与党は19日に退陣を迫る可能性があると伝えた。首都ハラレでは退陣を求める大規模デモが続いている。37年間も実権を握り続けてきたムガベ氏が退陣に追い込まれる公算が強まっている。

与党はムガベ氏の進退について話し合う。軍の蜂起後、与党内部からも退陣を求める声が高まっている。不信任案を議会に提出する動きも出ているという。既に与党の地方支部は退陣要求を決議している。首都では即刻の退陣を求める数万人がデモに参加した。

ムガベ氏は1980年のジンバブエ独立以来、実権を握ってきた。反対派の弾圧や選挙の不正疑惑がつきまとい、欧米から「独裁者」と批判されてきた。欧米から経済制裁も受け、経済は疲弊している。高齢のムガベ氏は健康不安を抱えるとされ、後継者が焦点となってきた。

後継者の座を巡り、大統領夫人のグレース氏(52)と、軍と関係が深く6日にムガベ氏に解任されたムナンガグワ前第1副大統領(75)が対立してきた。ムガベ氏がムナンガグワ氏を突然解任し、夫人への禅譲を画策したため軍が反発。ムガベ氏を拘束するなど実力行使に出ていた。

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