「アマゾンエフェクト」が物価に落とす影
NQNニューヨーク 滝口朋史
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小売りの巨人を取り巻いた熱気は一夜で冷めた。17日のダウ工業株30種平均は反落し、週間では2週続けて下げた。前日に11%近く上昇した米小売り最大手のウォルマート・ストアーズが2%下げ、1銘柄でダウ平均を15ドル近く押し下げた。
「緩やかな利益成長では株価の上昇余地は乏しい」。RBCキャピタル・マーケッツのスコット・シサセリ氏は厳しい。ウォルマートの2017年8~10月期決算は小売事業の6割を占め...
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