2018年5月24日(木)

カタルーニャ前州首相ら尋問、ベルギー裁判所 
次回は12月4日に

2017/11/18 1:34
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 【ブリュッセル=森本学】スペインからの独立問題で揺れる同国北東部カタルーニャ州のプチデモン前州首相ら前幹部5人が17日、ベルギーの首都ブリュッセルの裁判所に出廷し、尋問を受けた。スペイン当局の要請に沿って、5人の身柄をスペイン側へ引き渡すかどうかを判断する司法手続きの一環。欧州メディアによると身柄引き渡しを巡る判断は持ち越した。12月4日に改めて尋問する。

 ベルギーに滞在中の5人には、スペイン当局が反乱などの容疑で「欧州逮捕状」を出し、ベルギー側に身柄引き渡しを求めている。ベルギー検察は裁判所に、欧州逮捕状を執行して5人の身柄をスペインへ移送するよう求めた。次回の尋問では検察側の主張に弁護側が反論する。ロイター通信などが弁護士の話として伝えた。

 プチデモン氏らは、裁判所がスペインへの引き渡しを決めても、異議を申し立てて法廷闘争に持ち込む構え。12月21日のカタルーニャ州議会選挙に向けて、ブリュッセルを拠点に選挙運動を展開する考えだ。

 「欧州逮捕状」は通常ならば60日以内に身柄の引き渡しの是非を巡る最終決定を下す仕組み。しかしベルギー司法当局は、今回の件について最大90日かかる可能性があるとの見方を示している。

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