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ムガベ氏、初めて公の場に 軍蜂起後、卒業式に参列

【ハラレ=共同】国軍により自宅軟禁下にあるジンバブエのムガベ大統領(93)が17日、首都ハラレ郊外の大学卒業式に参列した。15日未明に軍が蜂起して以降、公の場に姿を見せたのは初めて。軍はムガベ氏に退陣を迫りつつ、支持者の反発を恐れて外出を許可するなど慎重に対応しているもようだ。

ムガベ氏は欧米諸国から「独裁者」と批判されてきたが、黒人の中には白人政権を倒し独立を達成した「英雄」と評価する人もいる。卒業式では、ガウン姿で吹奏楽の伴奏とともに赤いカーペットをゆっくりと歩き、登壇した。

ムガベ氏は進退を明らかにしていないが、与野党が退陣を見据え、暫定統一政権の樹立に向けた動きを水面下で進めているとも伝えられた。

報道によると、6日にムガベ氏に解任されたムナンガグワ前第1副大統領(75)が暫定政権トップに就任するとの見方がある。最大野党、民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長も「(話を持ち掛けられたら)暫定政権に参加する」と発言。軍には、野党を加えることで「強引な権力奪取」との批判を和らげる意図があるとみられる。

ジンバブエでは、世界最高齢の現職首脳で体調不安が伝えられるムガベ氏の後継を巡り、同氏の妻グレース氏(52)と、軍に近いムナンガグワ氏が対立していた。軍はムナンガグワ氏の解任に反発。15日未明に国営放送局を占拠して「昨今の不公正な粛清に反対する」との声明を発表、首都中心部に部隊を展開している。

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