2019年6月26日(水)

杉原千畝妻の遺言「有効」 最高裁、四男の敗訴確定

2017/11/16 18:31
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第2次大戦中に多くのユダヤ人難民を救った「命のビザ」で知られる外交官、杉原千畝の妻の遺言が有効かどうか争われた訴訟で、最高裁第3小法廷(戸倉三郎裁判長)は、無効と主張した四男、伸生氏(68)=ベルギー在住=の上告を退ける決定をした。全財産を長男(故人)の子ども2人に相続させるとの遺言内容が確定した。14日付。

確定判決によると、遺言は杉原の妻、幸子さん(2008年死去)が01年12月、入院中に作成。当時、幸子さんに遺言をする能力があったかどうかが争点になった。

16年11月の一審東京地裁判決は「意識障害のため手続きの意味を理解できていたとは言えない」として、遺言を無効と判断。今年6月の二審東京高裁は「夜間、早朝に意識障害が出たが、症状は重くなかった」とし、有効とする逆転判決を言い渡した。〔共同〕

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