2017年12月15日(金)

日本、温暖化ガス観測衛星を18年度打ち上げ

政治
2017/11/16 12:52
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 【ボン=草塩拓郎】中川雅治環境相は15日、ドイツのボンで開催中の第23回気候変動枠組み条約締約国会議(COP23)で演説し、温暖化ガスを観測する人工衛星を2018年度に打ち上げ、東南アジアの発展途上国や太平洋の島しょ国を支援すると表明した。温暖化ガスの排出量を正確に見積もり、温暖化対策を後押しする。

 温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」には世界のほぼ全ての国が参加するが、途上国や島しょ国は自国が排出する温暖化ガスの正確な測定が難しく、削減目標を達成できたかどうかの検証が不安視されている。

 日本は18年度に現行の温暖化ガス観測衛星「いぶき」の後継機を打ち上げて宇宙から温暖化ガスの量をはかり、途上国へデータを提供して取り組みを支援する。

 また中川環境相は日本経済新聞の取材に応じ、COP23に参加した米国の代表団と15日に会談したことを明らかにした。

 COP23の閣僚級会合の開幕前に中川環境相は米国にパリ協定からの離脱を思いとどまるよう促すと話していたが、会談で米国から「自国に望ましい条件が整わない限り、パリ協定に関与しない」との発言があったと述べた。

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