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イタリアまで…W杯予選敗退「来るべきときが来た」

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2017/11/14 14:59
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 来年夏、ロシアで開かれるサッカーのワールドカップ(W杯)出場をイタリア代表が逃した。11月13日に行われた欧州予選プレーオフ第2戦でスウェーデンに0―0で引き分け、初戦を0―1で落としていたイタリアは1958年大会以来の予選敗退が決まった。60年前、イタリアが出場を逃した大会の開催国はくしくも今回敗れたスウェーデンだった。

12年ユーロ準優勝以降は輝きなく

 ブラジルの5回に続き、ドイツと並ぶ4回の優勝を誇る名門イタリアの予選敗退はショッキングだ。一方で「来るべきときが来た」という気もする。

 イタリアはサッカー大国であることは確かだが、2006年ドイツ大会に優勝した後は10年南アフリカ大会、14年ブラジル大会とも1次リーグで敗退している。大きな成果を挙げたのは12年ユーロ(欧州選手権)の準優勝が最後で、近年は持ち前の攻撃力に勝負強さを加味したスペイン、魅力あるタレントを次々に輩出するドイツやフランスの後じんを拝している印象がある。

 イタリアの国内リーグ、セリエAも1990年代までは世界各国のスーパースターが集うリーグだったが、今はその面影はない。イングランドのプレミアリーグ、ドイツのブンデスリーガ、スペインのラ・リーガ、フランスのリーグアンとともに今でも欧州五大リーグの一つに数えられるものの、スタジアムなどに対する設備投資は進まず、ユベントスなど一部の例外を除いて、旧態依然の感がある。そうした勢いの有無も今回の結果に少なからず反映しているのではないか。

イタリアは再三の好機をものにできず、頭を抱えるシーンが続いた=ロイター

イタリアは再三の好機をものにできず、頭を抱えるシーンが続いた=ロイター

 欧州予選G組でスペインと同居する不運はあった。攻撃力の差で首位通過をスペインに許し、プレーオフはA組2位のスウェーデンとの対戦。伝統の守備はいついかなるときも計算が立つイタリアだが、攻撃に関しては相手が攻めて出てくれないと得意のカウンターが発動しにくくなる。

 オランダと勝ち点19で並び、得失点差で2位の座をもぎとったスウェーデン(1位はフランス)は派手さはないが、恵まれた体格の選手たちが全員でハードワークする勤勉さが持ち味。プレーオフ初戦で先制した後は、第2戦も含めて、その資源の大半を守備に割き、2006年ドイツ大会以来のW杯出場を手繰り寄せた。人が林立するゴール前の守りをイタリアは最後まで崩せなかった。

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