2018年10月19日(金)

ブロードコム、買収継続の意志表明「強い企業作る」

2017/11/14 3:19
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【シリコンバレー=佐藤浩実】半導体大手のブロードコムは13日、同社による買収提案をクアルコムが拒否したことを受けホック・タン最高経営責任者(CEO)の声明を発表した。タン氏は「(この買収が)産業をけん引する技術や製品群を持つ、国際的で強い企業をつくる」と改めて強調。引き続き買収成立に向け尽力する意志を示した。

ブロードコムは6日にクアルコムに対して1030億ドル(約12兆円)にのぼる買収提案を公表。クアルコムの株主から同社株を1株あたり70ドルで買い付ける考えをクアルコムの取締役会への書簡で表明していた。ただ、クアルコムは13日に「当社の企業価値を過小評価している」(ポール・ジェイコブス会長)として提案の拒否を発表した。

ブロードコムのタン氏は声明で「主要な顧客からも、この合併に対して前向きな反応をもらっている」と説明した。同社の提案はクアルコムの株主にとって魅力的であると信じており「多く(の株主)はクアルコムが我々に会い、我々の提案について議論すべきだと言っている」とした。

ブロードコムは1株あたり70ドルという買い付け価格について、2日時点のクアルコムの株価(終値)に28%を上乗せしたと説明している。ブロードコムとクアルコムはともに通信用半導体の大手。クアルコムはスマートフォン向け通信モデムチップの世界首位で、ブロードコムは大容量通信やWi―Fi向けの半導体に強い。

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