2017年11月22日(水)

シェルター、3D加工した木製部材 ひねりも自由に

北海道・東北
2017/11/13 23:00
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 木造建築のシェルター(山形市)は木材を3D(3次元)加工した部材の販売を始める。木材に力を加えて「曲げ」たり、直線の木材から曲線材を「切り出し」たりするのではなく、3次元的に「削り出す」方法で、曲線やひねりのある複雑な形状の部材を製作する。デザインの自由度を高める部材として、公共建築や商業施設への採用を提案していく。

本社に設置した木製の3次元部材を使ったモニュメント

 市販するのは「FREE WOOD(フリーウッド)」。同社は2015年に日本で初めてスイス製の木材3次元加工機を導入し、削り出すためのソフトの開発を進めてきた。3D加工の実用化ができたことで、新たに名称を付け、広く販売することにした。

 同部材を使うことで、木造建築の意匠設計の自由度が増す。従来、鉄骨造や鉄筋コンクリート造を選んでいた設計者らに、木造を選択肢の一つに加えてもらう。

 これまでに12月23日開館予定の「静岡県富士山世界遺産センター」(静岡県富士宮市)に採用されたほか、鳥取県伯耆町の大山にある企業研修保養所で、構造材や意匠材として使われた実績がある。

 シェルターは、2時間耐火の木質部材を開発するなど、中高層・大規模木造建築による「木造都市」づくりを進めている。

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