ラピス、土の肥沃度センサー、農業用

2017/11/14 0:00
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【京都】ロームの半導体子会社、ラピスセミコンダクタ(横浜市)は地中に埋めこんで土の内部の状態を把握する農業向けのセンサーを開発した。土の肥沃度など4項目を調べることができ、太陽光発電だけで給電できる省エネ化を実現した。農業従事者の経験に頼っていた部分が大きい農業の生産性向上を支援する。

開発したのは土壌センサユニット「MJ1011」。地下15センチメートルほどの作物の根の近辺に埋め込んで使う。センサーと半導体で土の肥沃度を示す電気伝導度や酸性度(pH)、地中温度、含水量を測定する。

測定数値は無線を使って基地局に送り、パソコンやタブレットで常時データ監視をする。露地栽培だけでなく植物工場、水耕栽培にも対応した。センサーの大きさは12.2センチメートル×4.2でケーブルの長さは2メートル。価格は5万6300円。

2018年4月下旬から量産を始め、月産500台を予定する。ロームグループはあらゆるモノがネットにつながる「IoT」事業を強化しており、これまでも日本酒の醸造所向け監視センサーを開発している。

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