2019年4月25日(木)

富士フイルム、ときわバイオに出資 iPS技術に的

2017/11/13 12:48
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富士フイルムは13日、バイオベンチャー、ときわバイオ(茨城県つくば市、松崎正晴社長)に1億7000万円を出資したと発表した。ときわバイオは皮膚や血液の細胞に人工的に遺伝子を入れてiPS細胞を作る際などに、細胞側の遺伝子を傷つけない技術を持つ。富士フイルムはこの技術を研究に使える権利を取得し、iPS細胞の作製に応用する。

ときわバイオが10日に実施した第三者割当増資を引き受けた。出資比率は2割未満。ときわバイオは2014年の設立で「ステルス型RNAベクター」と呼ぶ独自の遺伝子導入技術を持つ。希少疾患向け遺伝子治療薬を開発しているほか、バイオ医薬品や再生医療製品向けに遺伝子組み換え細胞やiPS細胞を作る検討も進めている。

富士フイルムは米子会社のセルラー・ダイナミクス・インターナショナル(CDI)を中心にiPS細胞関連事業を手がける。製薬会社が医薬品の候補物質の効果を確かめる創薬支援向けに販売しているほか、再生医療製品も開発している。

ときわバイオの遺伝子導入技術をCDIの技術を組み合わせ、まずは創薬支援製品を拡充する。さらにiPS細胞を移植して体の機能を回復させる細胞治療領域で、研究機関などからの製造受託事業も拡大する。

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